三菱造船、LNG燃料ガス供給システムの設計基本承認(AIP)を取得

JCN株式会社

2020年10月20日 11:00

TOKYO, Oct 20, 2020 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:北村 徹、本社:横浜市西区)は、舶用4ストローク二元燃料主機(注1)用のLNG(液化天然ガス)燃料ガス供給システムである「FGSS(Fuel Gas Supply System)」の設計基本承認(Approval in Principle:AIP)(注2)をフランス船級協会ビューロベリタス(Bureau Veritas:BV)から取得しました。本日、横浜市の三菱造船本社にてAIP授与式が行われたものです。

FGSSは、LNG燃料タンク、ガス供給ユニットおよび制御装置などで構成されています。今回AIPを取得したFGSSは、大型船舶向けFGSSの製品開発で培った技術・ノウハウをベースに、主に内航フェリーや中小型貨物船への搭載を想定して開発したシステムです。LNG燃料タンクには、小型の真空断熱式タンクを採用しています。同方式のタンクは二重殻構造であり、高い断熱性の確保とともにタンク外筒部分を常温にできることでタンク支持構造がシンプルとなり、据付作業の省力化が可能となります。また、タンク付属品が装備されるタンクコネクションスペース(注3)は、操作性やメンテナンス性を確保しつつ省スペース化を実現しています。

一方、大型船舶向けでは、株式会社新来島豊橋造船(社長:森本 洋二氏、本社:愛知県豊橋市)で建造中である日本初のLNG燃料自動車船向けに昨年度FGSSを納入しており、現在2番船向けのFGSSも製造中です。これらFGSSは、大型の外部防熱式タンクを採用しており、主に大型船舶への搭載を想定したシステムとなります。

三菱造船は、今後も製品ラインアップを広げることで幅広い顧客ニーズに応えていきます。また、舶用FGSSメーカーの立場で製品を供給するだけでなく、エンジニアリング会社としてもLNG燃料化に伴うガスハンドリング関連周辺設備のエンジニアリングサービスを提供することで、今後大きく伸長すると期待される中小型から大型までのLNG燃料船の設計・建造を支援し、海上物流のさらなる発展と環境負荷の低減に貢献していきます。

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概要:三菱重工業株式会社

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