米国研究製薬工業協会(PhRMA)、患者さん中心のビジョンを策定~日本が目指す「健康長寿社会の実現」に向けて、研究開発型製薬産業が果たすべき責任を明文化~

米国研究製薬工業協会

米国研究製薬工業協会

2018年05月16日 13:00

米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、2018年5月16日、患者さんを最優先に考えたビジョンレポートを発表しました。現在日本は、超高齢社会を迎え、様々な環境の変化の中、従来の医療制度変革が急務となっております。ビジョンレポートでは、変化する環境の中、今後も革新的な新薬を開発し、日本の患者さんへお届けし続けることを使命とする、研究開発型製薬産業が担うべき役割やなすべき貢献を明文化しています。

2018年5月16日
米国研究製薬工業協会

米国研究製薬工業協会(PhRMA:Pharmaceutical Research and Manufacturers of America)は、本日、患者さんを最優先に考えたビジョンレポートを発表しました。現在日本は、超高齢社会を迎え、様々な環境の変化の中、従来の医療制度変革が急務となっております。ビジョンレポートでは、変化する環境の中、今後も革新的な新薬を開発し、日本の患者さんへお届けし続けることを使命とする、研究開発型製薬産業が担うべき役割やなすべき貢献を明文化しています。

研究開発型製薬産業が目指しているのは、日本が掲げる「健康長寿社会の実現」への貢献です。私たちは日本国民の真のパートナーとして、患者さんや日本経済に便益をもたらす、成長戦略やイノベーション促進政策の支援に注力しています。 また私たちは、未だ有効な治療法などが確立されていない疾病(アンメットメディカルニーズ)と闘う患者さんやご家族のニーズに応えるため、革新的な新薬を迅速かつ安全に開発し、提供していく努力を続けています。さらにPhRMAに加盟する製薬企業は、それらの活動を推進していくうえで、透明性を担保しながら、国内外の法令や自主規制を遵守するコンプライアンスを高め、患者さんや社会全般からの業界に対する信頼を一層高めていきます。

患者さん中心の考え方は、PhRMAに加盟する研究開発型製薬企業の行動の原点であり、従ってこのビジョン策定の基礎となっています。また私たちは国民皆保険制度が持続され、最良の医療が行われるように日本政府と共に努力していきます。

このビジョンでは、1)イノベーション推進、2)持続的な国民皆保険制度の下での患者さんの革新的新薬へのアクセス確保、3)エビデンスに基づく政策決定の推進の3つを柱としています。

1) イノベーション推進
●患者さんに革新的な医薬品を安全かつ速やかに届けるべく、先進的な薬事規制の下でのイノベーションを推進します
・ 画期的な創薬を医療の変革へつなげるため、イノベーションを促進します。
・ 先進的な規制環境のもとで、地域ならびに世界のリーダーとして、日本の競争力を向上させます。

2) 持続的な国民皆保険制度の下での患者さんの革新的新薬へのアクセス確保
●持続可能な国民皆保険制度の下で患者さんの革新的新薬へのタイムリーかつ適切な負担によるアクセスの確保を推進します
・ 患者さんのタイムリーかつ適切な負担によるイノベーションへのアクセスが確保された国民皆保険制度の
下、健康寿命の延伸に貢献する画期的な医薬品・ワクチンを届けます。
・ 特許切れ医薬品分野の効率性向上や一次予防・二次予防への投資により、医療費の最適化を推進しま
す。

3) エビデンスに基づく政策決定の推進
●エビデンスに基づく、幅広い関係者の声を採り入れた政策決定を推進します
・ 医療制度及び医療資源のさらなる最適化を促進するデータ・インフラの確立を優先して推進します。
・ イノベーションの価値について健全で予測可能な評価プロセスを担保する、世界トップレベルの価値評価
の枠組みの構築を推進します。

PhRMAは今回策定した中長期的なビジョンの実現のため、これまで以上に日本における活動を強化していきます。私たち研究開発型製薬産業は、意思決定につながる最適なエビデンスに実証された、持続性のあるイノベーション推進を通じて、これらのゴール達成に貢献します。さらに今回のビジョン策定を通じて、私たちはこのゴール達成を阻む課題や挑戦しなければならない問題をより明確化しました。 そしてそれらの解決に向けて、日本政府がどのように取り組むことが可能か、また私たちが患者さんにより良い医療を届けるため、さらに経済発展に寄与するために政府に提言すべき内容も明らかにしました。
※「ビジョンレポート」の詳細は、添付資料を参照ください

●米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、米国で事業を行なっている主要な研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジ―企業を代表する団体です。加盟企業は新薬の発見・開発を通じて、患者さんがより長く、より健全で活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では6000億ドル以上に達し、2016年単独でも推定で655億ドルになりました。

●米国研究製薬工業協会(PhRMA)日本オフィス
PhRMA日本オフィスは、米国PhRMAの会員である研究開発志向の製薬企業の日本法人で構成されており、画期的新薬が開発できる環境や患者さん中心の医療制度の確立に向けて25年以上に渡って活動を続けています。加盟企業は、アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社、アッヴィ合同会社、アレクシオンファーマ合同会社、MSD株式会社、セルジーン株式会社、日本イーライリリー株式会社、バイオジェン・ジャパン株式会社、ファイザー株式会社、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社、ムンディファーマ株式会社、ヤンセンファーマ株式会社(五十音順)の11社です。

・PhRMA日本オフィスホームページ
 http://www.phrma-jp.org
・PhRMAホームページ
 http://www.phrma.org

・PhRMA日本オフィスFacebook
 https://www.facebook.com/phrmajapanoffice

【本件に関するお問い合わせ】
米国研究製薬工業協会(PhRMA)広報事務局
(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
TEL:03-3291-0118 FAX:03-3291-0223
E-mail:phrma_pr@jc-inc.co.jp

  • 2018年05月16日 13:00
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